自分の会社は大丈夫か・・・経営側から見る会社の不調ポイント

自分の会社は大丈夫か・・・経営側から見る会社の不調ポイント


個人としてはじめた事業が順調に成長し、清水の舞台から飛び降りる覚悟で立ち上げた会社の経営が軌道に乗って順調に大きくなったとしても、経営者の悩みは尽きません。経営者の悩みは会社経営から私生活まで無数にありますが、もっとも大きなものとしてあげられるのは、「会社経営が順調に進んでいるかどうか」ということです。今回は経営者の立場から見る会社経営の好調・不調を見分けるポイントを見てみましょう。

会社経営の健全さのバロメータとなる「ヒト・モノ(サービス)・カネ」の動き

会社経営を順調に回すために欠かせない要素はいくつかありますが、もっとも基本的な要素として「ヒト・モノ(サービス)・カネ」の3つがあげられます。
「ヒト・モノ(サービス)・カネ」の3つは、安定した会社経営には欠かせない要素であり、どれかが欠けると他の要素で補うことが難しい要素として知られています。
ヒト・モノ(サービス)・カネのそれぞれの特徴について、大まかに見てみましょう。

経営から実務までを担う「ヒト」で見る

先にあげた「ヒト・モノ(サービス)・カネ」の3要素は、経営上どれも欠かせない要素として知られています。この中でも注目したいのが、幹部社員からパート・アルバイトまで含めた、「ヒト」の動きを見ることです。
特に会社のカネの動向を把握している経理担当社員の動向は、そのまま会社経営を左右しかねないため、もっとも注目しておきたいポイントです。この他に注意しておきたい要素としては、労使紛争や派閥争い、社内の横の連絡の悪化などの第一線の社員に悪影響を及ぼす社内環境の悪化です。業務遂行の妨げになるレベルで社内環境が悪化することは、会社経営に問題がある証と言えるでしょう。

会社に利益をもたらす「モノ(サービス)」で見る

幹部から平社員までが日々働いているのは、自社で生産(提供)しているモノ(サービス)を消費者に届けるためであり、必要なときに必要なモノ(サービス)を届けることが、会社の存続意義と言えます。そのためには適切に会社のモノが管理されている必要がありますが、会社経営に問題が発生すると、目先の資金繰りのためにモノの管理がおろそかになりがちです。つまり会社のモノを把握することは、会社経営の状況を把握するために欠かせない作業と考えられます。

会社のモノの動向を把握するポイントはいくつかありますが、基本的に会社のモノの中でもっとも大きな割合を占める「商品」の動向を把握することを重視します。
入荷・検品から販売後のクレーム・返品まで、そのまま資産として計算される商品の在庫管理をきちんとすることは、モノの動向を把握することにつながるため、小売業から製造業まで商品のやり取りをすることで利益を得る業種は、在庫管理を厳格におこなう必要があります。

会社の血液である「カネ」で見る

ヒトとモノが動いて安定した会社経営を継続するためには、社会の血液とも呼ばれる「お金(カネ)」の存在が必要不可欠であり、カネの動向や流量を把握することは、会社経営の内容を知るためには重要です。会社経営では現金で決済する場面はほとんどなく、一定の内容の証明となる書面である「手形」による決済が主流であるため、手形決済がキチンとおこなわれているかを見れば、会社経営が順調かどうかを把握することができます。
この他にカネの面から会社経営の動向を把握するためには、保有する債権の処理状況や、資金繰りに困っているかどうかなどが重要な判断材料となります。

おわりに

ここまで見てきたように、安定した会社経営には、「ヒト・モノ(サービス)・カネ」の3つの要素の充実が欠かせませんが、そのためにもっとも重要な要素が、会社経営の最終責任者である社長の資質です。
社長個人の資質は、私生活だけではなく会社の経営方針や経営判断にも大きな影響を与える要素であり、会社が成長期から成熟期、衰退期に入るまでの期間の長さは、社長個人の資質にかかっていると言えるでしょう。

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会社復活マン

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